現代の子供の猫背は、脚力の低下が原因!
最近、「子供の姿勢が悪い」「小学生の子供の肩こり治して欲しい」という、
お話をよく聞くようになりました。
私(院長の岡田45才)も子供のころ姿勢が悪くて、祖母に
「ご飯を食べている姿勢」や「テレビを観ている姿勢」でよく注意を受けました。
でも、治し方がわかりません。
「まっすぐして!」と背中を叩かれても、
真っ直ぐしたらしんどくて長時間できないやん!
って、イライラしてました(笑)
多分、祖母も治し方はわからなかったから、
ただひたすら、あぐら姿勢でも「背すじを伸ばして座って」
と指導してくれていて、その座り方居てたら
背中が痛くなってました(笑)
自宅のお子さんはどうですか?
「姿勢が悪いような気がする」と感じたことはありませんか?
最近は、スマホやタブレット、パソコンが勉強でも使われるようになり、
背中を丸めてしまう時間が多くなりました。
ふと、参観日や自宅で姿を見ると
「うちの子、背中が丸いなあ」って心配になりますよね。
でも、姿勢の治し方がわからない。どうしたら?
現代の子供と、40年前の子供を比較してみましょう!
1.40年前の子どもと比べて、「道がキレイに整備されているところを歩ける」
今年と一昨年は、それ以前と年と比べてコロナウィルスが流行したことで
圧倒的に外出が出来なくなったのもありますが、
道路の整備が行き届いているために
あまり下を向いて歩いていなくてもつまづくことが減りました。
私の子供のころは、アスファルトの道路も大きな道はされていましたが
生活道路や農道はデコボコで、
走るのも足元を見ていなかったら足首をねん挫したり
自転車も早く走ったら、穴ぼこだらけの道でコケそうになったり、
自転車カゴに入れていた荷物が飛び上がって、落ちそうになって手で押さえてたりしていました。
ですが、今は
足元を見なくても、足をしっかり地面を蹴らなくても、なんとなく歩けたり、走れます。
そのために、地面を蹴る力がなくなり、筋力低下しています。
2.40年前の子どもと比べて「農業を手伝わなくなった」
私の年代でギリギリ農業をしていた年代ではないでしょうか。
周りのほどんどの家が農業を手伝っていたと思います。
今は、お父さんがお仕事で遠くまで通勤するようになり、
田んぼや畑の世話ができなくなり、
農業をしなくなっています。そうすると、今の子ども世代は
畑を学校の野外学習として、ジャガイモを植えたりする程度で
60kgの重い米俵を運んだり、
消毒の薬を撒いたり、
草刈り機を使ったり、
したことがないのではないでしょうか。
3.40年前の子どもと比べて「脚が細くて長く、背が高くなった」
脚が長く、カッコ良くなったのは、断然、現代の子供たちです!
私の子供のころは、畑で収穫できるものが、食事の中心でした。
肉や魚も食べていましたが、今みたいに週に3回も4回もという事はなかったと思います。
ですから栄養状態が悪いとまではいきませんが、
今よりは粗食だったと思います。
ですが、背が高くなったのはいいですが、筋力不足で脚の細くて、脚の長い子が増えて、
腰を曲げて、ひざを落としての中腰姿勢ができなくなっています。
脚力を増やす 「ストレッチ」&「筋トレ」
股関節の前を伸ばすストレッチ
お尻の筋肉を伸ばすストレッチ
1.椅子から1歩はなれて前に立ち、片足をイスにのせます
2.おしりを少し後ろに出しながら体を下げる。頭から股関節までを一直線に保つ
3.もどす
まとめ
正しい姿勢を保つと、集中力が増し、思考や記憶に影響を与える空間認知能力が鍛えられます。
姿勢が悪いと体幹の軸が傾いて、目線も斜めになってしまいます。
すると、左右の目から入ってきた情報にズレが生じ、
脳が左右の情報をひとつにまとめる作業が必要になるため、
脳が疲れやすくなります。
しかし、正しい姿勢を保つと、情報をまとめる作業が不要になり、
左右の脳が同時に働くために疲れにくく、集中力がアップします。
お子様の将来の姿勢をつくるために、ご家族で一緒にストレッチ&筋トレ
を頑張りましょう!
猫背矯正マイスター
おかだ整骨院 院長 岡田泰明
079‐336‐3013
最後までお読みいただきありがとうございます。
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