「背が高い人」「背が低い人」疲れにくいのはどっち?
「背が高い人になりなさい」
これは「155cmより180cmの人の方が姿勢がイイ」という
意味ではありません。
実際に身長が低くても高く見える人だったり、
逆に180cmあるのに、身長の数字ほど高く感じない人も
おられます。
この違いはなんでしょう?
姿勢が正しくなるだけで堂々として見えます。
姿勢が正しいと、実際の身長も雰囲気からも
大きく見えてしまうという訳です。
ここでいう「背が高い人」というのは
実際の身長よりも背が高く見える人のことを指します。
「背が高い人」 ※高く見える人
①猫背ではないこと
②腰が反っていないこと
③筋肉が収縮していないこと
「背が高い人」(※背が高く見える人)は、
こんな特徴を備え、キープしています。
体が縮む筋トレが原因で猫背になる
たまに格闘技の選手などで筋肉質で鍛えている人が
背中が丸いとういう人をテレビなどで見たことありませんか?
体の中心である体幹を鍛えようとすると
筋トレで体幹を硬く作ろうと考えます。
典型的なものが
プランクです
以前は、サッカーの日本代表である長友選手もプランクを推奨していました。
ですが、現在は、ヨガに変更して
体幹を動かしながら、体幹を鍛えることを
行なっています。
トレーニング方法も日々研究されて、効果的で
運動パフォーマンスが上がるものを更新されています。
「お腹を引っ込めて息を深く吸う呼吸」は、スポーツ時に腰痛発生
最近、
高校で野球をしている子供さんのご両親から
お子様の腰痛で、ご相談を受けました。
詳しく普段の練習中の事を聞いていると、
まず体幹を鍛えるために腹筋を意識して
バッティングを行っているとの事。
イメージして欲しいのですが、
バットを振る動作って、腰をねじりますよね。
確かにお腹周りの筋肉は使っています。
ですが、ボールを打つ時って
腰を回旋(腰を左右にねじる動作)させて、
腰を早くねじってボールを打ちます。
そんな時に、腹筋を意識的に力を入れてしまってはどうでしょう?
腰の回旋(腰を回す)するのを邪魔をしないでしょうか?
そこで呼吸によって、腹筋を鍛える方法が必要なんです。
昔から、一般的とされる深呼吸は
・息を吸う時 ➡ お腹をふくらませる
・息を吐く時 ➡ お腹をへこませる
この様な感じです。
このお腹をへこませる呼吸は、
じっとしたままではいいですが、
お腹をへこませながら運動すると
腹圧が充分に高まらないので、
「活動時の体の中心」は安定しません。
ダメージ軽減という視点で考えた時、
必要なのは活動している時も体が安定する
「動的安定性」です。
パフォーマンスが上がる「正しい呼吸法」
・息を吸う時 ➡ お腹をふくらませる
・息を吐く時 ➡ お腹をふくらませる
これは、「腹圧式呼吸」と言います。
「IPA呼吸法」
『スタンフォード式疲れない体』 著者 山田知生 より引用
息を吐く時もお腹をふくらませることで
内側からと外側からプレスをして筋肉を鍛えることができます。
こうして外側・内側の両方から押す力が働き会うことで
体の中心を双方向に固めることでできて、
柔軟性があって、強い体幹を手に入れることができます。
実際に野球部の子供さんも慢性的な腰痛も和らぎ、
野球の練習ができず、休む期間というものは
なくなりました。
昔からの運動方法「習慣」をうたがえ!
最近、イチロー選手などをはじめ、
さまざまな所で
「常識をうたがえ!」というフレーズを聞くようになりました。
特に昔からのトレーニングや治療法なども
さまざまな研究から改良や変更がされてきました。
いわゆる「進化」というものです。
ですので、
腹筋を使っていることを意識するのではなく
呼吸を意識しながら運動をやってみてください。
痛めない体づくりができると思います。
おかだ整骨院のご案内
当院の猫背矯正も7年を迎えますが、
最初よりもカスタマイズして変更した点もあります。
これも進化です。
私が考える猫背矯正は、受けられる患者さまお一人お一人の特徴・背景を見たり、聞いたりして
どこが一番の原因になっている筋肉であるのか、
どういう生活スタイルが今の不調の状態をつくっているのかを
見つけて施術を行います。
人の顔がお一人お一人違うのと同じで、全く同じ施術方法では
対処できないことも多いです。
原因から体の不調を改善して、楽しい日々を過ごしていただくことを
おかだ整骨院は目指しています。
慢性の腰痛でお困りの方、ご相談ください。
10・20・30年先の笑顔をつくる
おかだ整骨院 院長 岡田泰明
おかだ整骨院
079-336-3013
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