デスクワーク中心の仕事は、顎関節症になりやすい!

院長岡田のブログ

顎関節症ってなに?


顎関節症(※がく関節症と読みます)とは、

アゴの関節がズレたり、左右の関節可動域(関節が動くスペースのこと)

に差が生じていたりで、口を開ける時・閉める時・食べ物を食べる時などに痛みが

発生する状態です。

痛みだけでなく、口が開けにくい感じやアゴの関節がガクガク音がする。

モノが食べられない、引っかかった感じの開け閉めになるという

症状が出る状態です。

顎関節症と診断されないレベルでも放っておくと将来、痛みが強くなったり

口が開かなくなったりすることもあります

 

 


なぜ?「顎関節症」になりやすいのか。


 

(私のような整骨院の仕事でもパソコンは欠かせないです)

15~20年前から比べたら、

「パソコンが世の中で使われるようになるのか?」

と思っていた時代がウソのようです。

 

デスクワーク、特にパソコンを使っている方の姿勢は、

下の写真のようになります。

この姿勢は、猫背の種類としては、『顔出し型猫背』と言われます。

耳の位置が肩よりも前に出ているのが特徴です。

この姿勢の方は、首が先方に傾いているため

パソコンでしたら、画面を見るために

首の上部を反って、アゴを突き出した姿勢で前を見ます。

そうすると、口を開ける際に下アゴを下へ引っ張る筋肉が

疲労して下アゴを動かすことが困難になり、

口を頑張って開けようとすることで筋肉に無理な負荷が掛かります。

 

そうすると、口を本来開ける時は下アゴが動かされるのですが、

アゴを動かすことができなくなり、上アゴである顔が上に動くことになります。

【口を開ける時、下アゴでなく、顔が上に動く(左から右にイラストになる)】

➡ 

→ 矢印のようにアゴが下に動かず、 のように顔が上に動きます。

本来のアゴの動きが出ないため、アゴ関節に負担が掛かり、顎関節症になりやすくなります。

 

 


顎関節症にならないためのケア


 

 

デスクワークをしている方は、背中を伸ばして仕事をすることは

高性能で高価なデスクチェアーを除いてはできません。

多くの方が顔出し型猫背の姿勢で一日中過ごします。

かといって、仕事をしないことはできないので、

負担を軽減、リセットする時間を作ります。

 

空いた時間、できれば30分に一度ぐらいは、

◆立って背伸びをする

◆肩を回す

◆胸筋肉をストレッチする

◆首をストレッチする

一日に数回(30分に一度程度)で一回2分ぐらい行っていただけると

姿勢が固まることは予防できます。

※個人差はあります。

 


アゴが痛くて困ってしまったら…


 

原因は姿勢以外のもあります。

歯のかみ合わせ、虫歯で起こることもあります。

ですが、原因の一つにご自身の体の使い方が悪くなって起こることも多いので、

姿勢は大きな要因に当たると考えています。

 

アゴの痛みや、音がガクガク鳴るという方

鏡でご自身の口を開けた時に顔が歪んでないか

首が傾いてないかチェックしてください。

また、家族の方にご自身の姿勢が猫背になってないか

耳の位置が肩よりも極端に前に出ていないか

チェックしてもらってください。(^▽^)/

 

もし、「姿勢が悪いかな」「猫背になっている」「顔がゆがんでいる」

という気がしましたが、ご相談ください。

顔と体の位置関係を改善することでアゴの動きが改善するかもしれません。

 

【顔出し型猫背】1回の施術

1回目から変化は出ますが、定着はしません。

姿勢を定着させることが目的ですので

定着させることで、顎関節症や口が開けにくい状態が

発生しにくいような状態を保てるようにしていきます。

 

猫背矯正 5,500円

 

分からないこと、不安なことなど、ご相談もお気軽にお待ちしております。

 

おかだ整骨院 

079-336-3013

 

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